オホホの歌

あぁ晴れた晴れた天気がいい頬うつ風がみずみずしい。朝まだ早く通りを歩く一箱の煙草をもとめて歩き、寝ぼけた身体に陽を浴びながら夏の朝に一つのびをする。昨日の続きに今日があってしばらくすると明日になる当たり前のひとつながり中、寝たり起きたり僕らは過ごす。高台にあるこの場所から川にかかる橋がよく見える、川は橋をぬけて海へそそぎフェリーボートがゆっくり進む。海の向こうの雑踏までは何千キロの長い道のり、僕はかどの煙草屋まで二百歩くらいの道のとちゅう。しかしよく晴れた久しぶりにようやくちょっと目が覚めてきた手ぶらブラブラぶらつく僕を取り囲む夏の空気と光、道路標識ポスト電柱、歩きまわる犬、寝転ぶ猫、煙草を吸う一日がはじまる。

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